2024/06/21 15:18

お客様が「ずっと更新してないけど…」と申し出てくれました。

これが「早く書けや!何してんねん!」とカスハラごとくなら考えて寝ます。
忘れていたわけじゃないです。
言われてハッとしただけです。(それを世間は忘れているというんだぜ)


ときどきお客様に
「有機コーヒー豆ありますか?」
と聞かれることがあります。勇気ではないです。勇者が飲むコーヒーなら飲んでみたいです。
有機栽培でのコーヒー豆はあえて扱っていません。
とても自信のある素晴らしいコーヒー豆を栽培している農園は、それだけでブランド力ということも気にしているはずです。
それは世界に向けて下手こいたら今のSNS社会で生きていけない、そんな恐怖もありますし、丹精こめた豆はどこよりも大事に育てているはず、と私は思っています。それだけ真剣に取り組んでいる農家が多いということです。
多くの人の目が見ていることも重なり、より素晴らしい方向に向かわなくていけなくなった、とも言えるのではないでしょうか。


なので、有機栽培を売りとしているコーヒー豆は、あえてそれを売りにしなければいけない何かの理由があると勘ぐってしまうんです。
とあるところは有機栽培といっていますが、ほったらかしだったりします。


さて、有機農業とか有機栽培と色々言われていますが、どういう定義なんでしょうか?
大学の授業で習ったのがうる覚えなので、参考資料


農林水産省の言う有機農業

こちらWikiより

ここで注目はここ

>有機農産物:農薬と化学肥料を3年以上使用しない田畑で、栽培したもの

あー3年でいいのかぁ

日本の国土の98%以上もともと農薬や化学肥料にまみれて、どうやっても戦前には戻れない状態なはず。おそらく地下10m以上は掘ってクリーンな土に入れ替えないと意味はない。

世界の有機基準だと知床とか屋久島、東北の国立公園の山の中に農業するしかないですね笑


そして問題は堆肥。
循環生態をおそらく望んでいるはずなので、牛豚鶏などの糞尿を堆肥にするのだろうけど、その家畜たちはどの完全有機な餌を食べて何世代前からクリーンな状態だったのだろうか?まずそこからクリヤーしないといけないわけで。


さらに今度は害虫問題。
とんでもなく食い潰されてしまうのは本当の話。下手すると近隣の農家まで迷惑かけちゃうというのをよく聞く。

そして寄生虫。

昔の小学生が回虫検査をしてたのはそれなりの理由があるわけです。生野菜を食べるとどうしても一緒に食べてしまうことになる。

だから昔の人は、漬物とか煮たり焼いたりしていたわけですが、ちゃんとした理由があったんですね。

さらに年をとってくると生野菜を食べても胃腸が老化で腸で吸収されにくくて栄養にならずに出ちゃう笑笑

これこそ生じゃなくて温野菜、発酵させたもの、煮る焼くの出番です。

栄養士さんはそこを栄養評価のみで判断するのでゴリ押しだから困る。もうちょっと頭良くなってほしい。


日本に入ってくるコーヒー生豆はほぼ農薬の心配はないと思っていよいと思います。

それだけ厳しい基準で管理されてます。

もし!多少なりついてたりとかしててもですよ、もしですよ

焙煎温度が200度くらいなんで完全に飛んじゃいますね。


富士珈機さんにも言われたのですが、怖いのはカカオとコーヒーを共有している焙煎機。

カカオは焙煎温度が非常に低く、もともと雑菌まみれなものなので、コーヒー豆は確実に汚染されてしまうという話です。

そんなことしている人はいないと思いますけど笑


エチオピアに住んでたという方が言っていましたが、とにかく農薬等の厳しさが異常なくらいな国だそうです。

コーヒー豆は大事な国の産業なので当たり前のことですね。

そんなことで最後にエチオピアのウォッシュドの宣伝です。


日本から遠い有機農業な国エチオピア