2020/01/12 12:55

暖かいんだか寒いんだか良く分からない気候が続いていますね。

もうすぐオリンピックですけど、どの競技にも代表呼ばれなかったので今回も断念します。
お願いされたら、来るもの拒まずです。きっと何も来ませんが。

そんなオリンピックの競技のように、いろいろな淹れ方で、1種類の豆を楽しもうというセミナーなども考えています。
この企画は、空き時間ならいつでもできますので、興味ありましたらお声をかけてください。
出来れば前もって連絡していただけれると嬉しいです。
内容ですが、
2時間ほど、フレンチプレス、ウェーブドリッパー、ハリオV60、cores(金属フィルター)、エアロプレス、エアロプレスで金属フィルター、エスプレッソ、と盛りだくさんの抽出を行いまして、それぞれの特徴と比較をするという、大変マニアックなセミナーです。

どうしてこういうことを?と。
ツイッターとかいろいろなところで流れた話で、昔はコーヒーを悪いところをどうやって出さないように、というネガティブ発送から提供していたという話です。
たしかに10年前くらいまではまだそういう発想のお店多かったです。
きっと戦後の貧しい状況やそこそこな豆の輸入、焙煎機やドリップ技術の未発達などによって、どうしてもコーヒー飲みたい、けど深く苦くしないと品質がばれる、なんとかして美味しく飲もうという努力だったんですね。
それが今は、美味いのは当然当たり前、さらに飲み方も様々、豆の質、焙煎機、焙煎技術、淹れ方などの相乗向上アップによって得たものであると。
いかにもっと良く抽出しようというポジティブ発想に完全に切り替わっています。

だったら、どう淹れても美味しいのか?という話でもない。
豆の特性もあるし、煎り度合いもある。そして皆様の好みがある。
当店ではウェーブドリッパーで提供していますが、これには理由があります。
生豆選び、焙煎、挽き目、ドリップ、提供という一連の統一性で成り立っています。
その一部というだけです。

さてさて、では淹れ方変えてみたらどこまで違うのか。
当然私は、テスト焙煎以後いちおう全部試しています。
ゲイシャやピンクブルボンなど限定豆でやったら面白いでしょうね。
基本のケニアでするのもいいかもしれません。

また、初級ドリップ講座も開催していますので、お気軽にお声かけください。