2019/12/22 17:17

もういくつ寝るとクリスマス…


ちなみにロシアでは、もみの木祭り、ツリーのことを「ヨールカ」と言うんだそうで。
しかもロシア正教では12月25日でもなく、1月7日。ユリウス歴というそうな。
サンタクロースみたいな(そっくりな?)ジェットマロース!
旧ソ連時代は共産党支配下では宗教は認められなかったため、苦肉の策でお祝いしたっぽいですね。
さすが恐ロシア。

話は来年に飛びます。
ツイッターでもちょっと書いてましたが、焙煎セミナーを実施したいと思います。
どういう講座にするか迷っていました。

超初級未経験用として、軽く焙煎の仕方や、焙煎機の構造など、勉強後、実際に焙煎するのは私で、それを見学後、ピック、試飲して、豆を持ち帰り。
これならいつでも開催できますし、価格も豆代プラスの講義代なので、5千円ほどでいいと思います。

それ以上の方用として、条件的には、富士珈機さんの月一セミナー経験者以上、それに準ずる経験者向け。
こちらは、当店の浅煎りのプロファイルを基に、皆さんで実際に焼いてみて、プロファイルを自分流に発展させていこうという目的のセミナーです。このセミナーは、当店のコーヒーを実際に飲んで気に入っていただいた方や、こういう浅い豆を焼いてみたいけど自分でディスカバリーでやっても上手くいかない、などいろいろな場合がある方向けになると思います。
特に、浅くなると青臭い草くさいなどになって、うまくフレーバーが出ない等、悩みがあると。

私は、ものすごいことができるわけではありませんが、当店で飲んでいただくとわかる通り、非常にフレーバーが強く、綺麗な酸味と甘味が特徴で、かなりギリギリまで挑戦しています。
特にプロファイルは秘密にするわけもなく、セミナーで来ていただいて、こういう風味の出し方を共有できれば、その後の浅煎りの発展進化の足しになるのではないか?と考えたわけです。
なので、1回の最高人数3人まで、1人1万5000円、当店の生豆を使って、実際に1㎏窯で焼いてもらいます。
焼いた豆は持ち帰りになって、カッピングや試飲、などお好きなように使ってください。

ただし、富士珈機さんもおっしゃる通り、1kg窯はかなりのじゃじゃ馬です。
ディスカバリーのようにすぐに反応して、温度変化を上下対応ができるほどのピンキーさはありません。
一度上がれば、温度上昇を抑えるのが難しく、初めて触る方は、気が付けば真っ黒ということになりかねません。
3kg、5kg窯のような安定性においても、慣れないと非常にブレが多くなり1回ごとにデータがずれてしまいます。

それでもこの1kgにしたのは、当店の店舗路面状況が、煙突が直で出せて、しかも硝煙機能なしで、ナチュラルな排気ができる、ということにつきます。
3kg以上ですと、おそらく都内では硝煙機を付けないと近所迷惑になりますし、なくてよい場所でも煙突出口が屋根のはるか上、3階以上まで上がるので(煙突が高くなればなるほど外気の状況にモロ引っ張られます)こうなると私が欲しいフレーバーが得られない可能性が高くなります。
店舗に来ていただくとわかりますが、焙煎機からほぼ横に伸ばしただけの排気煙突。
浅煎りフレーバーには理想の条件なんです。
ぜひ、ご自分の手で浅煎りを焼いてみたい、いままで深いのばかりだけどこういうのも焼いてみたい、などお待ちしております。

特に開催日を決めていませんので、ご希望あれば、メール、FacebookインスタのDM、などでご連絡ください。
このじゃじゃ馬1kgを超高温で制御する普段の焙煎プロファイルや、低温長時間の方法など、使い分けも含め大いに談義できればうれしいです。私も教わることが多いと思いますのでw

では来年もお待ちしております。