2019/07/12 13:10

ドミニカ国とドミニカ共和国の違いの説明ではありません。

場所も全く違うし、まずドミニカ国は1番高い標高が1400くらいでお、おそらく島の大きさも含めてあまりコーヒー栽培に適していないのかもしれません。

イギリス連邦から独立なので英語圏ですし、ドミニカ共和国はスペイン語ですね。

ドミニカ共和国はご近所に、バハマ、ハイチ、ジャマイカ、キューバと陸上選手の宝庫地域です。

今年の世界陸上が楽しみです。

サニブラウンは決勝まで行けるのか?9秒90くらい出せるなら決勝に入れそうですね。


あ?陸上の話でしたっけ?


ドミニカ プリンセサ ワイニーの事でした。

こやつは、当店で徐々に止める温度を下げて今に至っています。

あまりに有名なワイニー薫

昨日も聞かれました

「こんなに油出るなら結構深くしてるんじゃないの?」

どこぞのブログで当店のワイニーが油浮いてるから深い、と勘違いしている記事もあります。焼いたことのない方は、きっとこういうことを勝手に自分の推測で書いちゃうんでしょうね。

全く違います。このドミニカは、1ハゼ途中で出している、浅煎りです。実はかなり浅いんですよ。

にもかかわらずこの油の浮きよう、全くもって凄い豆です。

焼くと分かるのですが、フレーバー重視で焼くと、どう浅くても凄い油浮きます。これこういう豆なのです。

実際に飲んでみると、初期のインプレッションでワイニーの匂いとガツンと来る赤ワイン系の味。

しかし、ちょっとでも冷めてくるとパイナップル系の酸味がずっしりやって来ます。

この酸味と相まって深くいんだなって勝手に思っちゃうらしいです。


なぜ、徐々に下げていったかというと、ワイニーの香りが出すぎ、味もフルボトルの赤になって重すぎ、とにかく私の焙煎の仕方がフレーバー出すぎ注意なので、豆ストックの袋が作業の椅子の下にあるのですが、延々と立ち昇ってくる強烈なワイニー、ワイニー、ワイニー…

もう耐えきれない、少し香りを落とそう、味も抑えてやる!ってなった次第です。

自分の中ではかなり抑えて焙煎しているのですが、1週間もすると最高のエージング状態で、やっぱりドンとワイニー、やっぱりワイニー、そしてみんなに言われる

「いやあ、凄いね、ここのドミニカ」

あ、そう…

嬉しいけど、自分的にはそろそろ飽きたっぽいです。

ナチュラルいいけど、クリーンカップなウォッシュドで、この汚い心を洗わせてもらおうと思う今日この頃です。


では、また